
11月7日に立冬、22日には小雪を迎えいよいよ寒さが一段と厳しくなる時期となってまいりました。
前回の園だよりで秋が短くなった感じがするとお伝えしましたが、日中は穏やかな小春日和が続き、秋が
もう少し秋でいたいと頑張っているように感じます。
さて、この暖かな日差しの下、各学年が色々な所に出かけてきました。年少さんは、府中の森公園、武蔵野の森公園。年中さんは、交通遊園と武蔵野公園。年長さんは、京王バス府中営業所から徒歩で幸町公園へ、また徒歩で平和の森公園に出かけてきました。一昨年は新型コロナウイルスの心配で一度も園外に出かけることが出来ず、昨年は、各学年一度だけでした。普段とは違った環境での活動体験は、子ども達の視野の広がりや遊び、友達の広がりにも繋がってきます。園外から帰ってきた子ども達は手に手にお土産袋を持ち、「ほら!」と収穫した物を見せてくれました。中には色付いた葉っぱや色々な種類のどんぐりの実がたくさん。年長さんはカナヘビ(とかげ)を捕獲し、今でもクラスで育て観察しています。友達と拾い集めたり、捕獲している時の嬉しそうな表情が目に浮かびます。そして、何といってもみんなと乗る幼稚園バスが最高に楽しい時間&空間だった様です。
10月25日にぷっぺんの皆様による人形劇の公演がありました。お話は子ども達もよく知っている「うらしまたろう」の三光空バージョン。鳥を助けた浦島太郎が竜宮城ならぬ竜空城に招かれるというお話でした。何時ものことながら、人形をはじめとする手作りの道具、ピアノ演奏に効果音、脚本に声優などとても素晴らしい物、演出ばかりでした。楽しい人形劇、本当にありがとうございました。
10月26日は、府中警察の方をお招きしてぞうさんクラブを行いました。今回のテーマは“防犯”です。警察のマスコットピーポくんのビデオを見ました。その後に「いかのおすし」についてのお話がありました。
いか→ついていかない の→車に乗らない お→大きな声を出す す→すぐに逃げる し→知らせる
まだまだ幼児には難しい対応だと思いますので、まずは一人で外に出さないこと!を心掛けてほしいと思います。また、最近では、子どもの高所からの転落事故が続いています。お家の中でも一人にしない、ベランダなどに一人で出さない等、注意をしていきましょう。
11月7日~11日は感謝祭ウィークでした。本来であれば、月曜日に各家庭から果物を持寄り、集会をし果物と手紙を交番、消防署、ごみ収集の方、リサイクル業者さん、講師の先生などお世話になっている方々にお届をすることになっているのですが、コロナ禍なのでお手紙だけのお届けにしています。集会では、身の周りでたくさんの方にお世話になっていること、そしてたくさんの恵みについて「ありがとう」という感謝の気持ちを確認しました。感謝祭ウィークが終了した後も、感謝の気持ちを持ちながら日々の生活を過ごしてほしいと願っています。
さて、早いもので2学期も残すところ1ヶ月余りとなってまいりました。24日(木)にはアドベントⅠ。いよいよクリスマスに向けての活動が始まります。子ども達がクリスマスの本当の意味を知り、イエス様が私達のためにお生まれくださったことを喜び合い、クリスマスの喜びや感謝を周りの人達と分かち合うことで恵みが増していくことを願い「喜びあふれて」を月主題として保育にあたってまいります。年長組は毎年クリスマス会で、イエス様誕生の次第を劇にして演じます。年少組、年中組もそれぞれ一人ひとりが舞台の上で光り輝く姿が見られることを願っております。園内でも徐々に装飾が始まり、クリスマスムードが高まってまいります。どうぞご家庭でも喜びを持ってクリスマスを迎えられるように、子ども達を励まし、温かく見守って頂ける様お願い致します。これから寒さも日に日に増してきています。どうぞご自愛下さい。
※11月11日に、府中市私立幼稚園協会主催の「府中市私立幼稚園保護者補助金等増額要望期成大会」が府中芸術劇場「ウィーンホール」で実施され各園代表の350名が参加して行われました。この中で、今後のより良い幼児教育の環境作りと、保護者の負担軽減(入園料の補助金増額等)を市の代表者に要望致しました。ご多用の中ご参加頂きました保護者の皆様には心より感謝申し上げます。「継続は力なり」今後もご協力をお願い申し上げます。